BMC Q&A: How to use almost
こんにちは。今日は、日本人が間違えやすい(と筆者が強く思う)単語ランキング上位にランクインしている“almost”という単語を取り上げたいと思います。
Almostってそもそもどういう意味でしょうか?
???「ほとんどの」
惜しいですが、その微妙な違いで間違えるかどうかが変わってくるのです。
答えは「ほとんど」です。
『の』があるかないかでどうしてここまで変わるのでしょうか?
次の英文を訳してみましょう。
*Almost people in Japan eat rice.
(*は文法上間違っている文を表します。)
???「ほとんどの日本人はお米を食べます」
違います。正確に訳しましょう。
「“ほとんど”日本人はお米を食べます」が直訳です。
この微妙な差は品詞の差が理由となっています。(ここでは割愛しますが、詳しく聞きたい方は、受付でRyoに聞いてください。)
脳内で“に”を“勝手に”補ってしまっているんですね
ではどのように言えばいいのでしょうか?
1) Almost all the people in Japan eat rice.
2) Most people in Japan eat rice.
です。和訳は
1) ほとんどすべての日本人がお米を食べます。
2) ほとんどの日本人がお米を食べます。
となります。mostは「ほとんどの、大部分の」という意味があります。
単語を正確に覚えていないとalmostの誤用が生まれてしまうんですね。
ではalmostを使った時とmostを使った時のニュアンスの違いを一覧で確認してみましょう。
Word |
Example |
---|---|
All (100%) |
All Japanese people know Mt. Fuji. |
Almost all (95%) |
Almost all adults drink coffee. |
Most (80%) |
Most of the people in Tokyo use the train to go to work. |
Many / A lot of (more than 50%) |
Many people in Japan eat sushi. |
Some (30%) |
Some of the people in Japan can eat Natto. |
A few (10%) |
A few Japanese people can’t write Kanji. |
()の中の数値はだいたいのイメージです。
上の表を参照すると
Almostのほうが多いイメージです。
また、almostはこのようにも使えます。
When I drove a car, I almost hit the car!
車運転していた時に、車ぶつけそうになった!
(ほとんど車をぶつけた=ぶつけてないけどギリギリ→ぶつけそうになった。)
Mostとalmostの違いはいかがだったでしょうか?品詞を認識することも正しく英語を使う手助けになりますね。
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